Web内覧会40回目はエコカラットの一回目をお送りします。
我が家ではフロアコーティングを今では一条施主の間ではご存知の方も多い「森のしずく」でお願いしました。その「森のしずく」で今度はエコカラットの施工もお願いすることにしました。
エコカラットとは
LIXILが販売している、微細な孔をもつ原料を焼成した多孔質セラミックスでできた調湿建材です。意匠性の高さからデザイン建材としても人気がありますが、
①調湿効果②脱臭効果③有害物質を吸着・低減
などの優れた性能も同時に持ち合わせています。このうちエコカラットの調湿効果を発揮させる目安としては、その部屋(天井高2.5mとした場合)の床面積の1/4 以上の壁面積に施工が必要になります。
エコカラットQ&A(LIXIL)
森のしずくのエコカラット
所沢にある同社のショールームに行かれた方は、あるいはお気づきになられたかと思いますが、ショールーム内(入り口のドア周りもですが)至る所にエコカラットが施工されています(上の写真の赤丸部分の壁)。さらに私がお邪魔した際にはエコカラットの材料の箱も山積みされており、フロアコーティングだけではなくエコカラットにも力を入れているのが見て取れました。
今回エコカラットの施工を検討するに当たり、フロアコーティングで良いお仕事をしていただいた(我が家では)同社にお願いするのが一番安心だろうと考え依頼しました。フロアコーティング施工者向けの割引制度も使えましたので^^
なぜ新築工事でエコカラットを施工しなかったの?
ハイ、ごもっともなご意見です。新築の際に一緒に工事して頂ければ、手間もかからずそれに越したことはないと思います。でも後から付けたくなっちゃたんですよね~、エコカラット。
そうだ!家屋調査が終わってから
我が家では固定資産税課税評価算出の為の新築家屋調査が昨年12月にありました。エコカラットは、市町村によって異なるようですが、固定資産税の課税対象になるケースが多いようです。
何も調査が来るのが分っているのなら、終わってから工事をお願いした方が固定資産の評価額はその分だけ軽減できるではないか?ということで、引渡が終わって半年以上経過したこの時期になってしましました。
白一色のクロスが…
お洒落なクロスも採用したかったのですが、そこはセンスのない閑古鳥夫妻。一条工務店から借りてきたクロスの分厚い見本を見ながら検討したものの、見れば見るほど「何を選べばい~の?」状態に。
打合せも終盤、時間が少なくなる中、妻から「今のアパートも真っ白のクロス一色だからそれでいいんじゃない?」と地獄で仏に会ったかのようなありがたいご提案、クロスなんて後から幾らでも貼りかえられるさ、ということで真っ白にしてみました。
ところがいざ生活が始まってみると、「白一色は味気ない」、「病院みたいだ」と結構不評、そこでエコカラット導入が決定しました。
フロアコーティング施工した方向けの割引
先ほども申しあげたとおり「森のしずく」ではフロアコーティングを施工した方を対象としたエコカラットの割引制度があります。これを利用しない手はないということで、今回施工に至りました。
もっとも後から施工するメリットもあります。すでに完成した壁・部屋を眺めながらゆっくりとカタログと見比べて、雰囲気にあったエコカラットをチョイスできる点でしょうか。
フロアコーティングと同時にエコカラットを施工される方や、我が家の様に後から工事をお願いするケースもあるようなので、気になったら見積もりされてみては如何でしょうか?
エコカラット内覧会
今回を含めて3回シリーズでお送りします。エコカラットを施工したのは全部で13ヶ所でした。
1F玄関 パールマスク(ECO-60NET/PMK2NN)
シューズボックスにしておいてよかったね、といった感じです。我が家の玄関でエコカラットが貼れる数少ない場所です。ただし施工面積は少ないので、調湿機能はあまり期待できません。
我が家の玄関は横から入る形なので、このシューズボックスのエコカラットは、玄関に入って正面に位置しています。
見切り材を使用したことで、締まった感じになりました。名前の通りパールのような光沢と陰影が楽しめるエコカラットですが、夜になって電球色で照らされると、昼間とは趣の違った表情を楽しめると思います。
1Fリビング クシーノ(ECO-151/CSN1NNホワイトSP1)
リビング吹き抜け部分には東の壁、廻り縁より下の一階部分をほぼ全面に施行しました。およそ7.5㎡ほどの施工面積、これで18帖分の調湿能力がありますので、8帖のリビング、6帖の吹抜けの空間はほぼカバー可能になっています。
このクシーノ遠目から見るとタイルを並べたように見えますが、光の当たり具合で様々な表情を醸し出す、なかなか面白いエコカラットです。近くで見ると
布のような優しい意匠が特徴的です。
壁紙の白と合わせたので、エコカラットの主張が強すぎず、いい具合に空間に溶け込んでいる気がします。
1F脱衣所 ストーンⅡ(ECP-SETA/STN1アイボリー)
脱衣所にはエコカラットプラスを施工しました。
エコカラットプラスは従来のエコカラットの機能面を高めた商品であると同時に、お手入れ、掃除がしやすくなった水廻りでの使用に適したものとなっています。
おそらく家族だけが利用する場所なので、お客様には見せることはまずない空間なのでちょっと勿体ない気がします。ストーンⅡは自然な石積みの意匠で、これまでの我が家の脱衣所の雰囲気が一変しました。
こちらは壁全面の施工となり、施工面積約4㎡。室内干しをする場所でもあるため、調湿および脱臭効果に期待と言ったところでしょうか。
次回以降他の場所を順次ご紹介します。
コメント
森のしずくさんでエコカラットを施工できるとは知らなかったです。
うちからは遠いので行きたいのですが行けないです。
洗面所のエコカラットは調湿機能があるのであったほうがいいですよね。
うちはトイレもエコカラットを施工したいのですが閑古鳥さんとこはトイレも施工したんですかね。
こんばんは^^トイレは1F、2Fともエコカラットプラスを施工しましたよ。デザイン的にもなかなかお洒落なトイレに生まれ変わった気がします。
今回はショールームには行っておらず、メールでのやり取りで施工を決めていきました。リクシルのショールームには二度ほど現物を見に行きましたが。