Web内覧会第11回目はキッチンをご紹介します。キッチンはご紹介する箇所が多いので、5回に分けてのご紹介となります。
今回は水ほうき水栓をご紹介したいと思います。
冒頭の写真ですが、左側が水ほうき水栓です(右は浄水器の単水栓)。
私が打合せを行っていた平成26年9月頃より採用可能となったキッチンの水栓です。この水ほうき水栓、オプション品ではなく標準で選べます(ただしi-smartのみ標準、i-cubeではオプション扱いで金額8,000円のようです)。
採用できる水ほうき水栓の種類
現在採用できるのは次の一種類のみのようです。
型番 KRTKN35EE 水ほうき水栓(ハンドシャワー式・エアイン)
TOTOのHPで確認すると、この上位機種としてKRTEK35EE(タッチスイッチ水ほうき水栓(ハンドシャワー式・エアイン) )があるのですが、一条工務店ではKRTKN35EEのみの採用となっており、こちらのタッチスイッチタイプを選ぶことが出来ません。
両者の違いは水の出し止めを水栓の先端部分についているスイッチで行うか、横についているレバーで行うかの差となっています。タッチレスとは違いますので、使用してみた感想としては、それほど気になる部分ではないと思います。
水ほうき水栓の特徴
独特な水栓の形状によるメリット
この斜めの形状をした水栓がもたらすメリットとしては
の3点があげられると思います。
水栓の正面に立つと洗い物の邪魔にならないのがよく分かります。実際使ってみると、非常に洗物がスムースに行え、ストレスが少ない感じがします。
水栓の先端部分には切替ハンドルがついています。これを回転させることで、ソフトとシャワーの切り替えが可能です。
これがソフトの状態。
そしてこちらがシャワーの状態です。このシャワーの水流の形が箒のように見えることから、水ほうき水栓と呼ぶのでしょうか。
このシャワーが使い勝手が実に良いです。シャワーが幅広なので水の当たる面積が広いので、食器洗いの「すすぎ」を手早くすませることができます。
エアイン機能
エアイン機能により水に空気を含ませることが出来るため、水滴の一粒の大きさを大きくすることが出来ます。結果として少ない水でもしっかり洗えることから、シングルレバー水栓と比較しても35%程度の節水になるようです。
写真上部分、ちょっと切れてしまっているのですが、この穴から空気を取り込んで水に混ぜているようです。
シャワーの水流がソフトな感じがしますので、洗い物をしていて水が飛び散らない感じがします。HPにある表現を借りれば洗い物に当たった水がパッと広がる、まさにそんな感じでしょうか。
レバー
このレバーを外に倒すと水が出ます。レバーは非常に軽く操作できます。
洗い物をしている最中で手に洗剤が着いていても手の甲で操作できます。この操作性がいいので、タッチスイッチではありませんが、水栓のレバーの汚れもあまり気になりません。
またこのレバーを上下させるとお湯と水の切り替えが出来ます。
シャワーヘッドを引き出せるので、シンクを洗う際には重宝します。
現物を体感するにはショールームへ
様々な機能が詰まった水ほうき水栓、展示場でも現物を見ることは可能です。
残念ながら展示場では水は出ませんので、様々な機能を実感するにはTOTOのショールームに行くのが一番いいかもしれません。我が家では現物を見ないで決めてしまいましたが、採用して良かったと思えるものの一つです。
個人的にはお勧めです。
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