12月分の電気料金の請求額が確定しましたのでご覧ください。
契約基本情報
まず我が家の電気料金の契約内容をご紹介しておきます。
契約種別 電化上手、10kVA(基本料金2,160円)
料金単価(単位:1kWhあたり)
・昼間(10時~17時)38.72円(夏季:7/1~9/30)、31.73円(夏季以外)
・朝晩(7時~10時、17時~23時)26.01円
・夜間(23時~7時)12.25円
居住場所 群馬県前橋市
家族構成 二世帯6人(親世帯2名、子世帯4名)
施工面積 47坪
我が家で契約している「電化上手」は現在新規募集をしていません。現在の東京電力のオール電化向け電気プラン「スマートライフプラン」との違いについては、詳しく解説したこちらの記事をご覧ください。
関連記事 東京電力のオール電化向け「スマートライフプラン」の落とし穴と電化上手との比較
なお我が家は共有二世帯住宅で施工面積も47坪と広めになっておりますので、電気代も通常のお宅と比べて高くなります。その点考慮してご覧ください。
47坪の二世帯住宅ですが、この記事執筆時は両親が一階の24坪のエリアのみで生活していました。
12月の電気料金
電気料金
請求書は12月分の請求となっていますが、電気の使用期間としては11/7~12/6までの31日間となっています。
この請求期間の電気料金は11,903円となりました。前回と比較して3,818円増加しました。
電気使用量
一方電気使用量は493kWhでした。
使用量は先月と比較して186kWhの増加、時間帯ごとに見ても昼間が41kWh、朝晩70kWh、夜間75kWhと各時間帯とも増えています。
電気使用量が増加したのは床暖房の運転開始が主な原因かと思われます。
我が家の床暖房の設定
床暖房開始
我が家では11月13日に一階の床暖房の運転を開始しました。運転開始の夜7時ごろの外気温13.7度、室内20.5度。翌日は雨で日中も気温が低めの予報でした。
こちらはお馴染み温湿度計(シチズン コードレス温湿度計 ホワイト THD501 )。
子機センサーはソーラーカーポートの雨樋に結束バンドでくくりつけました。
この場所はカーポートの屋根の下なので子機が雨に濡れることもありませんし、北西の支柱に東向きで取り付けてありますので、直射日光も当たりません。
床暖房の設定温度
料金単価の安い夜間の時間帯(23時~7時)を通常温度28度、それ以外の時間帯はセーブ温度24度の設定にしてみました。この設定温度はあくまでも循環する不凍液の温度となっているため、室温とは異なります。この辺りの勘が働かないので最初は苦労しますが、おおよそ設定温度マイナス4度くらいが室温になっている気がします。
シーズン最初の床暖房稼働時の設定方法としては、スペシアさんの記事が参考になりました。数時間だけ35度に設定し一気に温度を上げてしまうという考え方は目から鱗でした。この記事を見た時にはすでに運転開始しておりましたので、来年は試してみようと思っています。
床暖房で増加した電気使用量
9~12月分の電気使用量の比較
請求ベースで一日当たりの電気使用量を見てみます。
10、11月分とエアコンも床暖房も使用していない時期の一日当たりの平均使用量はおおよそ10kWh(最低7.6kWh、最高13.6kWh)となっています。
これが12月分は床暖房の開始もあって一日の使用量が15.9kWh(最低9.6kWh、最高22.6kWh)まで上昇しました(厳密には夜間の時間帯はエコキュートの電気代増加もあります)。一日当たりで約6kWhの増加です。
床暖房開始前後での電気使用量の変化
12月分の電力使用量でも床暖房の運転開始前と後ではやはり大きな違いがありました。
11/6~11/12の一日平均 10.8kWh
11/13~12/6の一日平均 17.4kWh
平均気温と電気消費量の関係
次に今回の12月分の請求期間の毎日の電気使用量と気温の関係をグラフにしてみました。
床暖房の設定を変えたのは三回
- 11/13 1Fのみ運転開始 通常温度28度、セーブ温度24度
- 11/20 2Fも運転開始 通常温度28度、セーブ温度24度
- 11/22 2F運転停止
- 11/27 1Fの運転を24時間28度に設定
なお11/20~11/22は子世帯が宿泊していたため床暖房を含めて電気使用量は大幅に増加しています。
グラフの青線が電気消費量、赤が一日の平均気温です。運転方法を変えた日からは電気使用量が大きく増えているのが分ります。
また当然のことながら平均気温が低い日には同じ運転方法でも電気使用量は増えるのがよく分かります。また逆に気温が高くなると使用量が減っているのが一目瞭然です。
11/28以降一日の平均気温が10度を下回るようになったので電気使用量も高止まりの状態です。
まとめ
1Fすべてをカバーする床暖房の使用をこの電気料金で可能にしてしまう高気密高断熱の住宅の性能の良さを、夏に続いて改めて実感しました。これから1月2月と平均気温はさらに3~5度ほど低下しますので、それに伴い電気代も増加すると思います。さらに来年は二世帯6人の生活になりますからどの程度まで電気代が増えるていくのでしょうか。
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