閑古鳥です。
基礎工事は着々と進行しております。今日は13日目からの進捗状況をご紹介していきます。
基礎工事13日目 スラブ養生中
ベースコンクリート打設から丸一日経過した状態で、養生中です。このベースコンクリートはシートは掛けずに養生を行うのが一般的なのだそうです。
ベースコンクリートは打設後、あまり時間をおかずに立ち上がりのコンクリートを打設することで、ベースと立ち上がりのコンクリートがよく接着されるようです。したがってベースの打設の翌日には立ち上がりの内部型枠組みが行われるためシートを掛けている時間が無いのがその理由のようですね。
立ち上がりの鉄筋部分にレイタンスが見られます。これがあると立ち上がりのコンクリートとの付着性が悪くなるので、表面を削ったりして処理した方が良いとされている一方で
参考 レイタンス処理について
こちらのサイトをみるとレイタンス処理をしない事による建物への影響はあまり無いとも書かれており、素人には判断しかねるところです。処理するに越したことはないが、それほど敏感になるものでもないようです。
基礎工事14日目 内部型枠組み
立ち上がりのコンクリートを打設するための内部型枠が組まれていました。
アンカーボルトもしっかり固定されていました。アンカーボルトは立ち上がりのコンクリート打設前に、型枠にセットされているのが理想のようです。このアンカーボルトを固定しているものは、こちらの商品と同じ物の様です。
これならしっかり固定が出来るので、打ち込みの際にアンカーボルトが動くこともないので安心のようです。
暗いので型枠のセット後の鉄筋のかぶり厚等は詳しく分かりませんでした。撮影した写真で型枠内を確認してみると
レイタンス処理をしていただいたのでしょうか、凸凹感が無くなり、表面がツルツルした感じに見受けられます。ベースのコンクリートが少し濡れているのは型枠に塗った油によるものか、あるいはレイタンスの処理の際に水を使ったためかは暗くて分かりませんでした。
基礎工事15日目 立ち上がりコンクリート打設
残念ながら立ち上がりのコンクリート打設は見ることが出来ませんでした。夜現場に行ってみましたが、すでに養生中でシートが掛けられていたので中はコンクリートは確認できませんでした。
基礎工事16日目~18日目 立ち上がりコンクリート養生中
前夜真っ暗な中で養生の状態が分かりにくかったので、翌朝確認してきました。
保温性能の高いシートで型枠が覆われています。生コンを乾燥、雨から守ってくれるシートです。
このままの状態で、季節によって変わりますが3~7日程度養生が行われるそうです。この養生期間が不足しているとコンクリートが割れたりする原因になるそうです。
日々変化する現場を見るのはなかなか楽しいものです。基礎工事が始まってからの期間中は雨らしい雨は降らずに経過してくれましたので、コンクリートの打設にはもってこいの状況で本当に良かったです。
一連の進捗状況はこちらのページに時系列にしてありますのでご参照ください。
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