昨年は4月10日で停止させた床暖房ですが、今年は5月5日まで運転を続けていました。
昨年は運転停止後も最低気温が4~5℃の日が数日あり、朝晩多少の寒さを感じたことから、今年は安定して暖かくなるまで停止を先延ばししてていました。
床暖房を停止した前後5日間の最高最低気温の推移です。
最高気温 | 最低気温 | |
2017/5/1 | 21.0℃ | 10.6℃ |
2017/5/2 | 24.1℃ | 7.0℃ |
2017/5/3 | 24.3℃ | 9.4℃ |
2017/5/4 | 24.9℃ | 11.8℃ |
2017/5/5 | 26.9℃ | 12.2℃ |
2017/5/6 | 24.5℃ | 15.1℃ |
2017/5/7 | 26.7℃ | 12.6℃ |
2017/5/8 | 30.3℃ | 10.3℃ |
2017/5/9 | 21.9℃ | 13.6℃ |
GWに入り昼間の気温も25℃前後ともなると、日射熱で部屋が暖まり、夜になっても室温が下がりきらず、若干寝苦しさを感じてきました。
まさに4月分の電気代の記事にも書いた通りの状況となりましたので予定通り運転を停止しました。
この床暖房の運転延長が電気代に影響があったのかも含めて、5月の電気代を振り返って見たいと思います。
契約基本情報
まず我が家の電気料金の契約内容をご紹介しておきます。
契約種別 電化上手、10kVA(基本料金2,160円)
料金単価(単位:1kWhあたり)
・昼間(10時~17時)38.72円(夏季:7/1~9/30)、31.73円(夏季以外)
・朝晩(7時~10時、17時~23時)26.01円
・夜間(23時~7時)12.25円
居住場所 群馬県前橋市
家族構成 二世帯6人(親世帯2名、子世帯4名)
施工面積 47坪
我が家で契約している「電化上手」は現在新規募集をしていません。現在の東京電力のオール電化向け電気プラン「スマートライフプラン」との違いについては、詳しく解説したこちらの記事をご覧ください。
関連記事 東京電力のオール電化向け「スマートライフプラン」の落とし穴と電化上手との比較
なお我が家は共有二世帯住宅で施工面積も47坪と広めになっておりますので、電気代も通常のお宅と比べて高くなります。その点考慮してご覧ください。
5月分の電気料金
今回の電気料金の請求期間は4/7-5/9までの33日間とでした。5月分なのですが、4月に使用した電気代が大半を占めまています。例月の検針日がゴールデンウィークと重なるので、毎年5月分は期間が長めになります。スマートメーターなればいいのですが、電化上手の契約者はまだ先のようですね。
電気料金
請求日数が違うので単純比較はできませんが、電気代は4月分と比べて4,501円安くなりました。気温が高くなりましたので、エコキュートの電力消費も少なくなっていますので、前月と比較すれば安くなっていないと困ります^^;
それでも1年前の同じ5月分と比較すると2,000円ほど高くなっていました。
昨年と比べて再生可能エネルギー発電促進賦課金と燃料費調整額が、それぞれ0.39円、0.2円、合計で0.59円上昇していますが、これによる電気代への影響はおよそ380円ほどです。
また単価は一年前に比べると0.09円値上がりしていますので、59円ほど電気代は増えています。
差額の約1,600円の上昇の原因は他にありそうです。これについては後ほど検討してみます。
電気使用量
電気使用量は、前月比でちょうど300kWhの減少です。昨年5月分との比較では79kWhの増加でした。
次のグラフは2015年9月から今月までの毎日の平均気温と電気使用量の推移です。
昨年の冬の親世帯のみの生活から、今年の冬は二世帯での生活となったことから、電気使用量は増加しています。気温を示す赤い線の山が高くなっているのがよく分かります。
ただ電気代に換算してみると、その差は約2万円程度(11月~4月の冬の間の電気代)と、びっくりするほど高かったわけではありません。むしろこの程度?と感じるような金額だったというのが正直な感想です。
電気代が上昇した理由は?
先ほど触れた1,600円の電気代増加の原因はどこにあったのか、考えてみました。
まず昨年と今年の時間帯ごとの平均電気使用量をグラフにしてみました。
気になるところを見ていきます。
全館床暖房の影響
この時期の床暖房はハッキリ言って電気代に影響を与えないことは、4月の電気代の記事でも申し上げた通りです。上のグラフでも床暖房が電気代に影響したように感じられる動きは特にありませんでした。
最低気温が10℃を超える日が多くなってきた4月中旬ごろからの電気代で確認してみました。
家族が寝静まった夜中の0~3時までの、電気をもっとも使っていないと思われる1時間ごとの使用量と最低気温の関係をグラフにしました。
この時間帯は、エコキュートの運転もまだ始まらないので、室温が低下して床暖房の運転が始まれば電気使用量が増加して、明確に判別がつくのではないかと思います。
グラフをご覧いただくと分かるように、電気使用量は多い時間帯でも0.5kWh程度、それも84時間の中でたった4時間だけで、残りは0.2~0.4kWhと、冷暖房を稼働していない時期とまったく変化がありませんでした。
やはりこの時期は日中暖められた室温は、夜もほとんど低下しないため、床暖房の電源を入れていても、運転はほとんどしていないことが判りました。それでも稼働に拘ったのは急な寒さのぶり返しで、肌寒く感じるのが嫌だったからです。着るもので調整する手段もありますが、単に面倒だっただけかもしれませんね。
それはさておき、どうやら床暖房は今回の電気代の上昇とはほとんど関係なかったようです。
食洗機は?
夜の20時~21時頃の電気使用量が昨年より多くなっています。これは今年の冬から、ようやく食洗機を使い始めたのが影響したようです。
以前の記事でも書きましたが、我が家では食事の時間が早い為、食洗機の4時間タイマーでは安い深夜電力時間帯に運転させることが難しく、これまでほとんど使ったことがありませんでした。
この食洗機、この冬ようやく使い始めました。理由は簡単、洗物&キッチンの掃除担当の私が楽をしたかっただけです。
HEMSを導入していない我が家では、個別の電気使用量を掴むことはほぼ不可能です。これまで床暖房の電気使用量の陰に隠れていたこの食洗機の電気代が、ここにきてようやくはっきりとした形で分かるようになりました。
食洗機の電気代ってどの位?
我が家の食洗機はパナソニック社製、型番はNP-45MS6SのOEM商品(既に廃盤)です。
消費電力は
- 洗浄モーター洗浄時 75W
- ヒーター 800W
となっています。洗いやすすぎに掛かる電気使用量は大したことはありませんが、乾燥に使うヒーターの電気消費量はかなり必要になります。約10倍ほど違います。
標準運転の場合、洗浄約50分、乾燥で約40分かかりますので、一か月の電気代は
洗浄:75W/1000W×(50分/60分)×26.01円×33日=54円
乾燥:800W/1000W×(40分/60分)×26.01円×33日=458円
合計で512円ほど掛かっていたようです。
余談ですがこの程度の電気代だったらもっと早くから使っておくべきでした。食器洗いがなくなるだけで、こんなに楽できるとは思っていませんでした。
さらに夜間の安い電気を使っていれば、一か月250円程度の電気代で済みそうなので、タイマー設定をどうにかして欲しいとつくづく思います。
現行の機種は乾燥にかかる消費電力はさらに少なく、600Wとなっています。
エコキュートの電気代?
平均気温は昨年11.7℃に対して、今年は9.9℃と1.8℃低くなっていました。
最初のグラフでも朝の5時台、6時台の電気使用量が昨年より若干多かったのが分かります。それでも増えたのは7.5kWh、金額にして91円ほどの差でしかありません。
エコキュートは電気代増加にはほとんど影響していなかったようです。
エコキュートにかかる電気代の求め方はこちらの記事をご覧になってください。
原因分からず
ここまでで、昨年より増加したと思われる電気代は
食洗機512円とエコキュート91円の合計603円のみでした^^;
その他の約1,000円分については何が原因で増加したのか、まったく分からず仕舞でした。電気代を節約しようと思っても、原因がはっきりしないとお手上げです。
最後に
床暖房の運転を停止させてから、わずか4日後の5/9には最高気温が30℃を超えています。日射による室温上昇も大きなっているので、間もなくエアコンのお世話になるかもしれません。
6月分の電気代は冷暖房の仕様のない時期なので、一年で最も安くなるはずなのですが、今年はどうなるでしょうか。電気代が増えている原因が分からない現状、ちょっと若干心配です。
コメント
こんにちは
電気代ですが、我が家はHEMSが付いているので
参考に記事のURLを載せます。
食洗機
http://ameblo.jp/bonbonnoel0229/entry-12250619300.html
床暖・ロスガード
http://ameblo.jp/bonbonnoel0229/entry-12250017126.html
エコキュート節電モード
http://ameblo.jp/bonbonnoel0229/entry-12269593302.html
食洗機に関しては閑古鳥さんが仰るように
手間を考えると使わない手はないくらいに
自分はランニングコストは安いと思います。
深夜電力時間も使用していますが、
特に時間は気にしないで利用しています。
普通に22:30とかに電源ONしてしまう時もありますし(笑)
浴室乾燥などはドライヤー2個分くらいの電力使うので
正直乾燥に使うのは電気代にやさしくはないですね。
自分は浴室乾燥を入れたのは乾燥利用でなく
冬場の暖房機能のみの利用です。
一条の浴室乾燥の暖房機能は相当強力なので
1分もすれば暖かくなります。
エコキュートの節電モードは節電効果は若干あるようなので
節電レベル2で今は稼働させています。
閑古鳥さんのお宅は2世帯なので
湯切れなどが気にはなりますが。。。
ぼんぼんさんこんにちは(^^)
関連記事を教えてくださり、ありがとうございます。拝見させていただきました。
食洗器に関しては概ねメーカーの仕様書に書かれてある電力で間違いなさそう^^浴室乾燥機、食洗器の乾燥など温風を使う物に関しての消費電力は多いですね。
ドライヤーなども使う時間が短いですが、消費電力は大きくなります(電気代は大したことはないと思いますが)。
あとは洗濯機の消費電力が気になるところです。我が家では子供がいることと、二世帯のため一日数回は洗濯機を回していますので(^^;
エコキュートに関しては、サンデン製のため、直営の皆さんがお使いの三菱のように詳細なデータが分からない、ブラックボックス状態のため、今のところ良く分からないのが現状です。
タンク容量が460ℓのため湯切れを起こすことはありませんが、稀に夕方お湯を作り出すことがあり、戸惑っています。
この辺もう少しよく見ないといけないかもしれませんね。