一条工務店i-smartでは、他のハウスメーカーと違い、ハニカムシェードが各窓に標準で設置されています。実はこれがカーテン選びをより難しくしている要因の一つかもしれません。
ハニカムシェードがなければ、一部の窓を除いてドレープ&レースの組み合わせが一般的なので、あとはどのようなカーテンを付ければ良いかを考えるだけですから。
カーテンをインテリアとしてみる場合、ドレイプカーテンは必須のアイテムとなります。
しかし単なる機能として考えた場合、「ハニカムシェードがあれば、レースカーテンは必要でも、ドレイプカーテンは必須ではありません」。
遮光、遮熱、遮音、視線を遮るなど本来カーテンが果たす役割は、ハニカムシェードでも賄うことは可能です。
カーテンをインテリアとして考えなかった我が家の場合、カーテンに掛かった費用は約10万円。カーテンの役割を性能面だけに限定すれば、費用は大幅に圧縮できますよ。
カーテンをどうするか?試行錯誤
提携会社での打ち合わせ
カーテンは、一条工務店提携のジアス(地域により提携のカーテン業者は異なるかもしれません)にて打ち合わせを行いました。
提携会社だけあって、公式ホームページを見ていくと、トップページには、一条工務店のセゾンでしょうか、一目でそれと分かるテレビボードが写った写真が掲載されていますよね。
ジアスからは打ち合わせ前にプランと見積もりが自宅に郵送されてきました。一条工務店からジアスに間取り図(平面図)が送られているので、スムーズにプランの提案をしてもらえます。
(写真:ジアスから送られてきたカーテンのサンプル)
カーテンプランを作っていただいたのは下の間取り図の赤い窓、リビング、ダイニング、寝室の窓です。
(1F間取り図)
(2F間取り図)
このプランでの見積額は39万6千円(値引後、税込価格)。
一条工務店の提携価格の設定は
・ドレープ、レース…60%引き
・レール…50%引き
・シェード…40%引き
となっているので、値引前の定価は86万9千円でした。
カーテンは定価の50%値引きが通常価格と考えてください。上記の60%引きは実際には通常価格の20%引きに相当する設定です。
今にして思えば大甘だったのですが、我が家ではカーテンの予算として20万円位しか考えておらず、この時点ではあっさりと予算オーバーとなりました。
再見積りの結果
そこで打合せ当日になって再度見積もりをお願いしました。
カーテンを付ける場所を大幅に絞り、リビングとダイニングのみにドレープ、レースカーテンを付けて残りの窓についてはカーテンレール設置のみと急遽変更しました。
見積り額は16万5千円、これで何とか予算内に収まってきました。
そもそもカーテンは必要なのか?
ここでさらにカーテンにかかる費用を削ろうと我が家では考えました。これが可能になったのはハニカムシェードの存在があったからです。
- ハニカムシェード+レースカーテンの組合せがあれば、リビングダイニングのドレープは必要なのか?
- カーテンレールさえつけておけばドレープは後から部屋の雰囲気に合ったものをゆっくりと選ぶことも可能では?
この線で検討すれば10万円程度まで価格を下げられそう。
我が家でリビングダイニングにドレープカーテンが必要と考えたのは、来客の際に目に付く場所に良いものを付けようと考えたから。
しかしよくよく考えると、夜の来客の確率が低く、そのためだけに高いカーテンを付ける必要性があるのかということでした。
また引渡終了時点でどれだけ予算に余裕があるのか未確定要素だったので、結論を延ばせるものはなるべく先送りしたかったというのもあります。
カーテンレールを後付けする場合、設置する壁は補強が必要です
カーテンの最終的な見積金額
最終的に契約した際の見積額がこちら。
- レール 39,125円(10か所分)
- 房掛け 1,250円(10個)
- ピクチャーレール 3,070円
- 取付施工費 18,000円
合計61,445円(税抜)
取付施工費以外のレール等はすべて50%引きとなっています。
一条工務店群馬では直営のオプションであるピクチャーレールを採用することができません。ピクチャーレールのディスプレイ用は最後にアドバイスをもとに取り止め、日用品引っ掛け用だけを採用しました。
妻は時計を掛けるつもりでオーダーしていたようですが、ピクチャーレールに時計を掛けると地震の際に落下する危険があり、お勧めできないそうです。
カーテンを購入しない場合でも、打ち合わせの機会を持つことは大事。専門家の様々な見方を吸収できる貴重な機会です。
ドレープカーテンをなくした場合のメリットとデメリット
メリット
(写真:我が家の開き窓の樹脂サッシ、網戸、ハニカムシェード、カーテンレールの位置関係)
ハニカムシェードが設置されるのは窓枠の一番内側(部屋側)になります。
窓枠内への設置のため見た目は非常にシンプルでスッキリとした感じとなります。
デメリット
ハニカムシェードは故障することがあります。
ハニカムシェードを上下させている内部のフィルム状の紐とプーリー(滑車)は、意外と華奢なつくりになっています。以前に交換に来られた業者の方にお話を聞くと、故障例も結構あるそうです。
ハニカムシェードが故障した場合、なおかつカーテンも無いという状態では、生活に支障をきたす場合も出てきそうです。
まとめ
我が家のカーテンは引き渡し後にニトリで購入しました。
購入したカーテンの費用は
レースカーテン9枚 40,193円(税込)
既製品カーテン4枚 15,877円(税込)
合計で56,070円。
我が家では基本的に
- 寝室…ハニカムシェード+レースカーテン+避光カーテンまたは避熱ハニカムシェード+レースカーテン
- LDの窓…ハニカムシェード+レースカーテン
- 納戸・WIC…避光ハニカムシェードのみ(1カ所だけ断熱ハニカムシェード)
という規則に従って単純な決めていきました。
ただし③の断熱ハニカムシェードの採用では失敗しております、ご注意を。
寝室の断熱ハニカムシェードの窓だけは、避光カーテンをつけましたが、ほかの部屋に関してはレースカーテンとハニカムのみで十分でした。
見映えを捨てて、カーテンとハニカムシェードを機能面だけで考えるのも良いかもしれませんよ。
また最低限カーテンレールだけを設置しておいて、入居後ゆっくりとカーテン選びをするのもまた一つの方法ではないでしょうか。
コメント
おはようございます(*´-`)
我が家はsmileのためハニカムはないです…
カーテンも結局は既製品で
リビングの掃き出し窓はすんたらずw
ですが、あまり気づかないみたいです*\(^o^)/*
最近では、IKEAでもハニカムスクリーンと言って、開け閉めがワンタッチで出来る物もあって、遮光なんかも色は2種類くらいあったり
するので、今となってはハニカムシェードなくて良かったな〜って思います♡*ฅ´ω`ฅ*
【我が家はオプションになるため、
ハニカムスクリーンの方が機能的に少し劣るも
値段激安】
ただし、掃き出し窓サイズはないので
後付けでいれた掃き出し窓でのハニカムシェードとカーテンで色々工夫してます♡*ฅ´ω`ฅ*
かすみさんこんにちは。
i-smileはハニカムが標準仕様でなかったのですよね、失礼しました。IKEAの断熱ブラインドですが、紐が無い点は故障のリスクが少なくて、いいなと思いました。
あとはサイズの問題をどうクリアーできるかですね。いい方法が見つかりましたらまた教えてください^^
閑古鳥さん、こんにちは♪
我が家は吐き出し窓だけレースカーテンを付けましたが、
カーテンレールも自分でニトリで買ってきて付けたので
5000円かかっていないと思います(笑)
また、取付け位置も窓ガラスとハニカムの間の窓枠部分に付けたので、
見た目もスッキリしていて気に入っています。
他の部屋はハニカムだけですが、何も不自由していないです♪
(*^ー^)ノ♪
つんでれよっし~♪さんこんばんは(^^)
我が家もレースカーテン、ドレープともニトリで揃えました^^
サッシとハニカムの間にカーテンを付ける発送は全くありませんでした。打ち合わせ当時はそこまで考えが及ばなかったというのが実態ですが^^;
ハニカムはとっても便利なのですが、最近は上げ下げが面倒になってきた感もあり、大きい窓に電動ハニカムを付けておけばと今更ながらに感じております。