閑古鳥です。
我が家の工事も44日目になりました。今日は内部ではクロス貼りの工事が始まり、外ではソーラーカーポートの設置が終了していました。
このソーラーカーポート、事前に予想はしておりましたが、現物を見ると改めてその大きさに圧倒されます。設置を検討される方は事前に現物を見ておくと、設置場所を考える際に非常に役に立つかと思います。
一条工務店オリジナルソーラーカーポートの設置完了
ソーラーカーポートの広さ
まずは我が家の敷地図面をご覧いただきます。
左にある8帖のリビングと比較しても、その広さがわかります。正確なデーターを持っていないので分りませんが、図面上で測ってみると屋根部分は約6m× 6m、約10坪くらいの広さかと思われます。柱の芯の間も長い方で5m、短い方で4mほどあります。
かなり広い土地をお持ちの方で、設置場所には困らない場合には問題ないのですが、それ以外の場合建物とカーポートの位置関係を考えて、建物の形状などを設計していく必要があります。
またソーラーカーポートですから、当然のことながら建物の東西かつ建物に接近して設置すると、お日様が当たる時間が短くなり発電量にも悪影響を及ぼしますので注意する必要があります。
カーポートの高さ
高さも測ってみました。持っているのが2mのスケールでしたので、正確ではありませんが、前の柱の高さが約2m、後ろの柱に至っては3mを超える高さがあります。
我が家の場合建物は約48㎝ほど盛土がしてある所に建っており、カーポートの設置場所は盛土を削った場所に設置しました。緑色の芝生が見えますが、そこが建物の建っている盛土になっています。48㎝低い場所に設置したカーポートですが、3mの高さがありますので、その位置関係はこんな状態になっています。
ちょうど掃出し窓の上端と同じ高さになっています。建物の南端とカーポートの屋根部分とは2m以上離れていますが、この微妙な高さの違いから設計段階でこの掃出し窓からの風景は予想していました。
建物内からみたカーポートのある風景
3Dマイホームデザイナーのバース図を見てみると
こんな感じになるだろうと想像しておりました。
我が家の敷地は北側に私道があり、以前はそこから車の出入りをしていました。しかしこの私道から市道に出るための出入口付近の両側は隣家のブロックがあるため、出入りに危険が伴います。それもそのはず、この私道なのですが長さが25mもあるのですが幅が3mしかないのです。従って両側にブロックを設置されてしまうと出入りの際に車から道の様子が分りません。ハッキリ言って非常に怖いです。
また二世帯住宅になる為、車が3台に増えますので、この北側に延びる私道を使ったとしても、家の東側にその3台を置くスペースが取れませんでした。仕方がないので今回敷地南側の盛土の一部を崩して駐車場スペースを確保しました。
話が脇に逸れてしまいましたが、では実際のリビングから見える様子はどうなったでしょうか。
ほぼ予想通りでした。群馬の田舎ですから車は生活上欠かせないアイテムです。風景も大事ですが車の駐車場所の確保はもっと大事なので止むを得ない判断かと思っています。
ソーラーカーポート設置の損得
まずこの計算にあたり、使用するのは一条工務店から頂く太陽光発電のシミュレーションの値を参考にしています。
初期費用
- 一条工務店オリジナルソーラーカーポート 518,400円(税込金額)
- 太陽光パネル代および設置費用 327,714円/kW×4.92kW=1,612,352円(税込金額)
- 上記2の金額に対する夢発電の金利 337,353円(金利1.0%)
合計初期費用 2,468,105円
20年間の収入
売電収入 3,235,968円(全量買取売電価格34.56円、税込金額)
差し引きすると一応767千円ほどプラスになっていますが、パワーコンディショナーの交換費用や税金(雑所得)の支払いを完全に考慮に入れていません。従ってカーポート単体で考えれば20年で多少のプラスが出るかもしれないレベルとなるのかもしれません。(注:現在夢発電の金利は1.5%、売電価格も変わっています)
クロスの工事も始まりました
ビスへのパテ処理が始まりました。これだけの数のビスにパテ処理をするのは、気が遠くなるような地道な作業です。来週にはクロスの貼られた部屋が見れそうで楽しみです。
基礎工事や上棟後の工事の過程はこちらから時系列でご覧になれます。
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