閑古鳥です。今日は冒頭から(私にとっては)結構ショッキングな画像からスタートです。
引渡しからちょうど一年が経過しましたが、こともあろうかハイドロテクトタイルが貼られている外壁サイディングが破断し落下していました(^^;
営業さんにお話を聞くと、我が家以外にも同じことが発生したお宅もあるとのことでしたが、私自身はこれまでブログ等で見かけたことはありません。
先日補修まで終了しましたので、記事にさせていただきました。
発見のきっかけ
皆さんご存知の一条ブロガーのさすけさんの指摘に端を発して、現在その対応が注目されているネズミ問題ですが、この記事が発表されたのが6月上旬のこと。
私もこれ以降、家の外周部分についてはそれまでよりマメに点検するように心がけていました。7月に入り外周の水切りを下からじっくりと見ていた時にこの破断に気が付いたのです。
この部分は目線の高さからは見えない位置にありますので、かがんで水切りを見ないと発見は出来ない場所になります。
建築中の様子
破断したのは一番下のタイルの裏側のサイディングです。
今回破断が見つかった部分の上棟直後の写真がこちらです。この時点では破断したサイディングはまだ設置されておらず、白い透湿防水シートが貼られているだけです。
(冒頭の写真はフラッシュをたいて撮影していますので、タイルが白く映っていますが実際に破断した場所に貼られているのは黒色のタイルです。)
フィリピンにあるHRDの工場から出荷された外壁は一番下の部分のサイディング及びハイドロテクトタイルが貼られていない状態で日本に運ばれてきます。
参考までに、工場見学で壁の構造を実際にご覧になった方はご存知かもしれませんが、外壁の構造は次のような構造になっています。
(出典:一条工務店、外断熱+内断熱より引用)
今回破断が見つかったのは上の赤丸の外壁サイディングの部分になります。
破断の理由
この破断に関しては施工途中にサイディングを傷つけてしまったのが原因のようです。
その結果、傷もしくは割れてしまっていた外壁サイディングが一年後に何らかの原因で下に落ちてきたと考えて間違いなさそうです。実際に現場を確認してくれた営業さん、修理に来たタイル屋さんともにお聞きしてみたところ同じ見方をしていました。
補修の様子
破断したサイディングの面積が小さい事もあり、その上に貼られていたタイルはしっかりと接着している状況で、特に今すぐ何か起きるような感じには見られませんでした。
ただ現場を見て頂いたタイル屋さんは、破断した部分のカットだけではタイルを支えているサイディングがなくなることで将来タイルの脱落が心配とのことでした。
結局タイルを二枚ほど剥がしてその裏を補強する対策を取ることになりました。
タイルはサンダーで切り剥離していきました。
こちらがタイルを剥がした後の破断した箇所になります。
サイディングは割れてから長い時間をかけてここまで落ちてきたようで、力を入れてもまったく動きませんでした。
私は建築について素人ですからよく分かりませんが、建築中についた傷による落下であればサイディングは簡単に上に持ち上げられるのではないかということです。力を入れても容易に上に持ち上がらないということは、この部分に何か分かりませんが強い力が加わったことによる破断の恐れはないのか、若干心配ではあります。
サイディングの下部の水平面から飛び出した部分だけをカットし、コーキングを塗り、パテで隙間を綺麗に埋めていきます。
そして固まるのを待って約2時間後にタイルを貼り補修は終了しました。
最後に
すぐに対応しなければ何かマズイことになるわけでもありませんので、営業さんには写真を添付してメールで連絡をしました。営業さんからは電話を頂き一度現状を見に来てもらった上で、タイル屋を手配していただき今回の補修となりました。
この手の問題については起きてしまったことは仕方ありませんし、その際に最善の対応をしていただければ問題は無いかと私は考えています。
ただし同様のことが他のお宅で発生しているとすれば、これは一条工務店が会社組織としてその問題点などを早急に共有化し対策にあたることは必要だと思います。
コメント
閑古鳥さん
こんばんは(*^ー^)ノ♪
怖いですね((゚□゚;))
時にはこんなこともあるのだと、勉強になりました。
我が家は近々、物干し用のテラス屋根を付ける予定ですので
工事の前後、しっかり確認しなくちゃと思いました。
つんでれよっし~♪さんこんにちは(^^)
サイディングの割れは他の方のブログでもご紹介がありましたが結構あることかもしれません。
タイルを貼られると落ちてきたりしない限り分からないので、あまり気分のいいものではありませんよね。
テラス屋根いいですね!我が家も一階の両親の物干しが貧弱だったのでどうにかしてあげたいなと思っています。