6尺の掃き出し窓のハニカムシェードが大きく傾く故障、自分で修理が出来るのか挑戦してみました

ハニカムシェード・カーテン
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ハニカムシェードが故障しました。今回が二回目になります。前回故障したのはJF1061、幅およそ1尺の細長いFIX窓についているハニカムシェードでした。

ハニカムシェードが故障しました その原因と修理方法について
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今回、二回目の故障箇所は子供部屋の6尺の掃き出し窓(J5961)、かなり大きいハニカムが、冒頭の写真のように大きく傾いたまま下がらなくなってしまいました。

症状が前回と同じことから、内部のハニカムを上下させているフィルム状の紐(相変わらず名称不明のまま)が、軸に絡みついてしまっているのは、容易に想像できました。

ただ前回と違って、ハニカムのサイズがかなり大きく、自分での修理が可能かどうかはっきり言って自身はありませんでした。

自分で修理できなくても、故障して使えないハニカムなので交換するしか方法はありません。弄ってさらに壊しても同じこと、「いざとなれば交換すればいいか」と割り切って作業を開始しました。

ご紹介している一連の流れは正式なマニュアル(存在するのかは不明?)に基づいて作業したわけではなく、あくまで自己流の修理方法です。ご自分で修理を試みての失敗・故障の責任は負いかねますのでその点は予めご了承ください。

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6尺のハニカムを外すのは結構大変な労力

ハニカムシェードの外し方については、こちらで記事にしていますので参考にして下さい。

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今回は大きいサイズのハニカムなので、支えているブランケットが4箇所もついていました(下の写真の赤丸部分)。ストッパーがそのうち二箇所に差し込まれていましたので、それをまず外します。

ハニカムシェードを支えるブランケット

前回と同じようにブランケット引っ掛かっているハニカムを外しにかかりましたが、ビクともしません。幅が長いことからすべてのブランケットから同時に外すのが難しく、ここで30分ほど試行錯誤してしまいました^^;

ハニカムシェードの本体を取り外す際のコツ

最終的には、上のハニカムシェードの取扱説明書の「奥に押す」と書かれている部分を、押すのではなくグーで軽めに叩いていったところ、4箇所のブランケットがいとも簡単に外れてくれました。

ハニカムシェードを外した後のブランケットの様子

6尺窓のハニカムは、下の写真のように結構な長さと重量もあります。外す際には落として怪我をしたり、床を傷つけないように細心の注意が必要してください。

取り外した6尺窓用のハニカムシェードの長さ

今回の故障原因も同じ

紐が絡んでしまったハニカムシェードのプーリー(滑車)の様子

故障の原因は、予想通りでした。プーリー(滑車)に巻き取られる紐が外れており、軸に絡みついてしまったことで、ハニカムを上下することが出来なくなっていました

6尺用のハニカムは4箇所のプーリーで上げ下げをしているのですが、そのうち3箇所で、上の写真のような紐の外れが発生していました。

今回の修理方法

巻きついた紐を元通りに巻き取ることができれば、修理は無事完了となりますが、今回はプーリーが4箇所もあり、そのうち3箇所の紐が外れてしまったことで、修理が容易ではありませんでした。

ハニカムシェードのプーリー、軸、ストッパーの説明

ハニカムは操作コード(ハニカムを上下させるサイドについている紐)を引っ張ると、ハニカム内部の軸(②)が回転し、プーリー(①)の内部を回転させて紐を巻き取っています。

3箇所の紐をもとに戻すためには、軸が邪魔になります(1箇所ずつ調整したいのに、軸がついた状態だと他のプーリーも同時に回転してしまうため)。

そこでまずこの邪魔になる軸を外してしまうことにしました。

軸は上記写真③のようにズレないようにストッパーがついています。このストッパーを外さないことには軸を引き抜くことが不可能です。ストッパーは樹脂のようなもので固定されていますので、この樹脂を剥がしてストッパーを外した上で軸を引き抜きました。

プーリーはハニカム本体に4箇所のツメで引っかかっているだけなので、丁寧に外します。

ハニカムシェードから取り外したプーリー(滑車)

さらに滑車部分を取り出します。この滑車も4箇所のツメで引っかかっているだけなので、簡単に外れるかと思います。

ツメを折らないように注意して作業して下さい。

紐が絡まってしまったプーリーの状態

この状態で外れた紐を巻き取っていきます。

ハニカムシェードのプーリーに絡まった紐の直し方

滑車がむき出しになっているので、前回よりも巻き取りは簡単に終わりました。紐をすべて巻き取ってしまえば、ハニカムの長さを調整する手間が省けます(ハニカムが上に上がった状態になりますので、設置の際に楽になります)。ハニカムが下がった状態では、本体が安定しないので設置自体が難しくなると思います。

ハニカムシェード内のプーリーと軸の取り付け完了の様子

紐の巻取りが完了したら、プーリーを元通りに設置して、最後に軸をプーリーに通して完成です。

まとめ

修理が完了した後の6尺まどのハニカムシェード

今回の修理に要した作業時間はおよそ2時間でした。ハニカムが大きくなりましたが、二回目ということで大分慣れてきたようです。

作業手順をまとめると

[box03 title=”修理の流れ”]

  1. ハニカムを外す
  2. サイドキャップを外して、軸のストッパーを外した上で引き出す
  3. プーリーを外す
  4. プーリーを分解して、外れた紐を巻き取る
  5. 軸を元に戻してストッパーを装着する
  6. サイドキャップを装着しハニカムを設置しなおす

[/box03]

になります。

仮に我が家のようにハニカムが傾いて故障してしまった場合、無理に上下させない方がいいと思います。上下を繰り返すうちに、紐がますます絡みついて、折れ曲がる箇所が多くなります。

紐が折れ曲がってしまうと、後でプーリーに巻き取る際に、クセを治すのに苦労することになります。また一度折れ曲がりのクセがつくと、プーリーから外れやすくなり、再度故障する原因にもなります。

ハニカムは2年間の保証期間があるはずなので、自信のない場合保証期間内であれば交換を依頼してしまうのもいいかもしれません。

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