最近書斎(兼納戸)に籠っているときに、微妙に冷たい風がサッシの隙間から入ってくるのを感じるようになりました。
そういえば入居当時はあまり感じなかった外の音、特に緊急車両のサイレンの音が以前より大きく聞こえたり…明らかにサッシに隙間があるようです。
今までついつい面倒くさがって点検などしたことがない私ですが、この時期冷気が入ってくるのには耐えられなくなり調整をしてみました。
症状
隙間が空いていたのは書斎の引き違い戸(J5561NL)です。
サッシの上部が完全に閉まり切らず、赤い部分を枠に押し付けようとするとサッシのガタツキを感じました。
どうやらサッシが傾いてしまったのが原因のようです。
イメージとしてはこんな感じです。右のサッシの左側が沈み込んでいるため、サッシの上部が左方向に、下部が右方向に傾いていたため上部に隙間が空いていたようです。
初めは「サッシの枠が歪んでいるのか」とも考えていたのですが、引渡し時に貰ったメンテナンスマニュアルを見たところ、サッシの建て付け調整の方法がありましたので、この調整方法を試してみることにしました。
サッシの調整方法
お住いになっている方はご存知かとは思いますが、調整方法は簡単です。メンテナンスマニュアルを見れば分かると思います。
具体的な手順を簡単にご紹介しておきます。作業はプラスドライバー1本で調整可能です。
手順1
サッシの下にある白いキャップを外して、調整ネジ穴にドライバーを差し込みます。
手順2
サッシの下に調整ネジ穴の奥、約6.5センチくらいのところにネジがありますので、ドライバーで回して戸車の高さを調整します。
ネジは時計回りに回せばサッシが上がり、反時計回りに回すとサッシは下がります。戸車は左右に2つありますので、様子を見ながら高さの調整を行ってください。
手順3
今回は特に問題がなかったので行いませんでしたが、サッシの調整を行った際にはクレセントの調整が必要になることもあります。
鍵についている白いカバー・ベースカバーを外します。ベースカバーは鍵がかかった状態でないと外せませんので注意してください。
鍵の左右方向の調整…①のネジを右に回せば右方向に、左に回せば左方向に移動します。
鍵の上下方向の調整…まず②③のネジを緩めた後クレセント本体を上下に動かしながら位置を調整します。
調整はこれで完了です。やってみると簡単に出来ます。
最後に
今回はこの作業でサッシの傾きが調整できたようで、隙間がなくなったことでサッシ上部から流れ込む冷気もなくなり、ガタツキも収まりました。
折角の高気密住宅がサッシに隙間があっては気密性も悪くなってしまい台無しです。戸車の調整だけなら短時間で済みますので今後はマメに調整しなくてはいけませんね。
そういえば一条工務店の「メンテナンスガイド」ですが、私の手元にあるものには誤植がありました。
余計なお世話かも知れませんが、一条工務店の何でも相談室に連絡しておきました。流石に誰か気が付いてもう連絡しているとは思いますがどのような回答がくるのでしょうか(^^;
(追記)直営の担当営業さんから連絡があり、確かに間違っていることが確認できました。今後改定の際には修正されているのではないでしょうか。
コメント
閑古鳥さん、こんにちは♪
その現象、我が家ではリビングガラス戸でおこりました。
私でもドライバー1本で簡単に直せましたよ♪(*^ー^)ノ♪
ところで廃止になったサウナですが、無くなると聞くと欲しくなるものなのか、希望者が多いそうで、現在「規格外」という事で採用出来るようにしようかと検討中だそうですよ。
つんでれよっし~♪さんこんにちは(^^)
入居済みの方でしたら皆さんやり方は皆さんご存知ですよね。一条の樹脂サッシにかかわらずこの手の調整はアルミサッシでも同じですからね(^^;
それにしてもフィンランド式サウナの潜在的な需要はやはりあるものですね(笑)ブログでサウナを取り上げていらっしゃった方の記事を拝見すると、やはりサウナ好きにはたまらないオプションのようで。私はサウナはいかないのであまり価値を見出せませんでした。「規格外」の対応となるとお値段とかどうなるのでしょうか、採用したい方には気になるかもしれませんね。