こんばんは、閑古鳥です。
我が家の打合せもあと三回程度となっています、11月下旬には着手承諾を迎える予定です。そろそろ住宅ローンをどこで借りるかを決めなければなりません。
住宅ローンはフラット35で申込みすることに
ここ20年程の金利水準や経済状況を勘案すると現状では急激な金利上昇は考えにくいと私は思っています。おそらく変動金利で借り入れした方が最終的には総支払額は少なくて済むかもしれません。総支払額を少なくするというリターンを得るために金利変動のリスクがあるのは当然ですが、こと住宅ローンに関しては金額が大きいことから万が一の時には家計が崩壊する可能性があると考えています。リスクが0でない以上、やはり私の性格上変動金利や固定期間選択型のローンを選ぶのは厳しく、我が家は全期間固定のフラット35を選択することにしました。ローン金利は高くなりますが、金利変動リスクを回避できるための保険料と考えることにします(それにしても欧米に比べて投資信託や株式投資の元本保証のない商品が嫌いな日本人が、住宅ローンについては金利変動のリスクを取りたがるのか、私には少々理解しがたいものもありますが…)。
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フラット35選択なら総支払額の比較で選べばいい
①フラット35の取扱い金融機関は多いのですが、比較するのは総支払額、その違いを決める大きな要素としては金利と融資手数料の二つだけです(団信の支払保険料も残債によって若干変わってきます)。総支払額のシミュレーションは住宅支援機構のフラット35のHP内にあります(下記リンク)。融資手数料が定額の金融機関は金利が高い傾向にあり、また融資手数料が定率の金融機関の場合は金利が低く設定してあることが多いようです。
(外部リンク) 金利情報
②フラット35は融資実行と同時に債権を住宅支援機構が買取しますから、融資窓口となる金融機関の経営状況を考慮する必要はありません。従って銀行ではないノンバンクであっても総支払額が少なければ、そこで借りる方が良さそうです。では総支払額がどのくらい変わるのか比較してみます。
A銀行 B銀行:現在取引している銀行 C:私が借入予定のノンバンク
借入金額3千万、期間35年、フラット35S金利Aプラン、融資割合9割以下、でシュミレーションした
B銀行とノンバンクのCでは総支払額に2百万円以上の差がありました。従って私はノンバンクのCに申込みすることにしました。また私が借入予定のノンバンクの場合、返済口座はほとんどの銀行で設定できますので、給料振込口座を変えることなく済みそうです(給振口座になっていない銀行で借りると、残高を常に管理しなければならない煩わしさがあります。もしくは給振口座の変更をしなければなりませんが、他の公共料金やクレジットの引落口座も変えなければなりません)。
つなぎ融資期間のリスクについて
一条工務店では着手承諾時、上棟時、引渡し時と3回に分けて支払いが必要です。着手承諾時および上棟時の支払全額を自己資金では賄いきれませんので、つなぎ融資を申し込む必要があります。従ってこのつなぎ融資の融資条件も検討の対象になります。つなぎ融資の融資手数料、金利には違いがありますので、ここでは比較しませんが併せて検討の必要がありそうです。
またこのつなぎ融資期間に万が一、借入人である私が死亡したりすると大変なことになります。ローンと違いこのつなぎ融資については団信に入っていませんから、死亡した場合残された家族がつなぎ融資の借入金を一括返済しなければなりません。本来であればフラット35でつなぎ融資の借入金を返済するところですが、借入する本人が死亡してしまってはフラット35も借りることができなくなります。したがってこのつなぎ融資の期間は別途生命保険に入っておかないと家計が崩壊してしまいます(生命保険には入っていますが、それは残された家族が今後生活するために使うものですからこれをつなぎ融資返済に充てるのは避けたいものです)。
最後に
私が利用予定でいるのは株式会社優良住宅ローンというノンバンクです。情報が少ないので、事務手続き等不安な面も拭いきれませんが取敢えず申込みしてみることにします。後日談があればまた記事にしたいと思います。
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