いよいよ今週地盤調査です、近隣地の柱状図から我が家の地盤を考えてみると

敷地・地盤調査・解体工事
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地盤調査が今週実施の予定となっています。建築予定地にはまだ両親の住む住宅が建っておりますので、今回は敷地の中央部分の調査ができません。

建物取り壊し後もう一度行う予定だそうです。

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近隣のボーリング調査の資料を見ていると

実家のある建築予定地からそれぞれ80m、120m離れた所で過去にボーリング調査が行われており、その時の柱状図がこちらです。

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この柱状図なるものはこれまで見たことがありません。よって何が読み取れるのか皆目見当がつきませんので調べてみました。

柱状図から分る事

①標尺(m):地面からの深さを示す。

②層圧(m):各層の厚さを示す。

③深度(m):土質(土の種類)が変わる深さ。

④柱状図:土の種類を記号で示す。この記号は決められています。

⑤土質名:土の種類を言葉で示す。

⑥色調:各層の土の色。

⑦記事:各層の土の主な特徴を書く。

⑧深度(m):N値を測定した深さ。

N値の測定は、普通深さ1mごとに行われます。そのうち、はじめの貫入量30cmについて測定するようです。

⑨打撃回数:N値。

⑩貫入量(cm):⑨の打撃回数で貫入した量。貫入量は普通10cmごとに打撃回数を記録する。

⑪N値:N値が0のときは、地盤が非常に軟弱であることを示す。

N値が50以上になれば、全て50とおく。重い構造物は杭をここまで打ち、この層で支えるようです。

このN値については粘性土と砂質土によって次のように地盤の状態が判断されるそうです。

N値と地盤の状態
N値硬軟注意事項
粘性土0~4やわらかい中位を要する軟弱地盤であり,精密な土質調査を行う必要がある.
5~14中位~硬い安定については大体問題はないが,沈下の可能性がある.
15以上非常に硬い安定および沈下の対象としなくてよいが,中小構造物の基礎地盤としては20以上が望ましい.
砂質土0~10ゆるい沈下は短期間に終わるが考慮する必要あり.地震時に液状化の恐れがある.
10~30中位~硬い中小構造物の基礎地盤となりうる場合もあるが,一般に不十分である.
30以上大構造物の基礎としては,50以上(非常に密)が望ましい.

 

柱状図から分った近隣地の地盤

結果を見る限りそれほど悪い地盤ではないようです。しかしあくまで近隣地のボーリング調査結果ですから、自宅建築地の地盤がどうなのかについては当然のことながら分りません。

契約時の見積もりにはベタ基礎の他に地盤改良費(ソイルセメント柱状改良費)として800千円ほどを入れて頂いています。どうなりますか、結果が分りましたらまた記事にしてみたいと思います。

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