苦労して手に入れたマイホーム。「ずっと綺麗な状態を保ちたい」と誰でも考えること。一方で忙しい毎日の生活の中、「掃除にかける労力もできるだけ減らしたい」ものです。
この両方を実現してくれるお掃除アイテムが「あっちこっちふきん」です。
「ふきんに1,000円も払うの?」とこの商品を使われたことのない方は、まずこの価格に驚かれることと思います。私も最初は同じでした。
一方で口コミなどをご覧いただくと分かりますが、このふきん、非常に高い評価がつけられています。
三年近くこのふきんを使い続けてきたのには理由があります。それは「様々な場所で使え、楽して綺麗に、そして長持ち」だから。
こんな方におススメ
- キッチン、洗面台、浴室など楽に拭き上げがしたい
- ガラスや鏡などの拭きムラ、ケバが気になる
- 多少お値段がしても、品質にはこだわりたい
日頃のおそうじ、このようなポイントが気になっている方には是非使っていただきたい一品です。
「あっちこっちふきん」ってどんなふきんなの?
テイジンから発売されているマイクロファイバークロスが「あっちこっちふきん」です。
マイクロファイバーとは綿や麻とは異なる、ナイロンやポリエステルなどの科学的に合成された極細繊維のこと。「あっちこっちふきん(厚手版)」はポリエステル50%・ナイロン50%。
さらに安心の日本製。愛媛県松山の工場で紡がれた糸を、福井県にある工場で、撚りあげ織り上げています。食器など口に触れるものも拭くものですから、安心感も必要かなと思います。
特徴は使用している糸の細さと形状
「あっちこっちふきん」は髪の毛の100分の1の細さのマイクロファイバーで作られています。髪の毛の100分の1というとおよそ0.6~0.8㎛(マイクロメートル)の細さ
マイクロファイバーは、使われている繊維の素材や細さについて、決まった定義はありませんが、一般的に販売されているマイクロファーバータオルは8㎛程度の細さの糸が多いようです。それと比較すると約10分の1の細さの繊維から作られているのです。
さらに細さだけではなく、糸はエッジがシャープな形状をしているため、凸凹に入り込んでホコリや油汚れも余すことなく拭き取ってくれます。
「あっちこっちふきん」でホコリの溜まりやすいドアの上部を拭いてみると、しっかりと絡め取ってくれます。
調理後のIHの表面についた油汚れも、一度の拭き取りでムラなく、綺麗になります。いちいちキッチンペーパーで拭く手間を考えると、大幅な時短になりますよ。
使用できる場所が多い
「あっちこっちふきん」は商品名のとおり「あっちこっち」で使用ができます。具体的には
- 水を絞って拭く…窓ガラス、鏡、TV、オーディオ、パソコン、ピアノ、浴槽、家具、他
- 洗剤無しでも汚れを取る…オーブンレンジ、電子レンジ、冷蔵庫、食器棚、食器洗い、他
- 水を拭き取り磨く…グラス、食器、調理台、洗面台
など。
我が家ではこの他にもフローリング、ドア、桟、巾木、リモコン、電気のスイッチ、換気扇、ロスガードのRA、手摺、トイレの手洗い器など様々な場所の掃除に活躍しています。
吸水性が高いので、冬の結露を拭くのにも重宝します。
金銀箔製品は使用不可能です
壁紙の汚れも落ちますが、「あっちこっちふきん」より柔らかい材質なので、使用は控えた方が良さそうです。
我が家ではガラスワイパーとの組み合わせで、吹き抜けの窓の掃除にも役立っています。
戻りがなく拭き後が残らないので、手が届かない窓掃除では特に活躍してくれます。
「あっちこっちふきん」を購入し続ける理由
我が家では約三年間で20枚の「あっちこっちふきん」を購入しています。2年前に購入したふきんもまだ現役で活躍しています。
お値段の差はズバリ、抜群の吸水力
繊維製品がなぜ水を吸う仕組みはご存知でしょうか?
それは毛細管現象によるもの。水の入ったコップの中にストローを入れると、ストロー内側の水が上昇する現象のこと、小学校の理科で実験しましたよね。
ふきんであれば、このストローの細さにあたるのが繊維の隙間。マイクロファイバー繊維製品は極細に加工した繊維を束ねてあり、隙間が細く、また多数あることから、吸水性に優れているといえます。
「あっちこっちふきん」は超極細繊維で出来ているため、毛細管現象が起こりやすく、抜群の吸水性を発揮します。
100均などの安いマイクロファイバー繊維製品と「あっちこっちふきん」との決定的な違いは、この繊維の細さ、すなわち吸水力です。
100均のマイクロファイバークロスと比較してみました。繊維の目の細かさが明らかに違うのがよく分かります。
さらっと軽やかな拭き心地
キッチンや洗面台などの水回りはその日の終わりに拭き上げを行っている方も多いと思います。
普通のタオルだと一回で拭き上げが終わらず、ふきムラや水気が残ってしまい、イライラした経験をお持ちの方もいらっしゃることでえしょう。だからと言ってわざわざ拭き上げ用に別のタオルを用意するのも面倒ですよね。
「あっちこっちふきん」は絞った状態で拭くだけで、濡れた部分もスッキリ綺麗になります。
洗面台の蛇口の右半分を「あっちこっちふきん」で拭いてみました。一度の拭き上げで綺麗になり、拭きムラが残っていないのが分かります。
速乾性にも優れています。
耐久性も抜群
こちらは新品と2年間使ってきた製品の比較です。二年間使用したふきんは、まず台ぶきんとして、その後は床掃除などの雑巾として使っています。
多少ふきんが痩せてきていますが、縫い目が丈夫でほつれることがありませんし、なにより性能が落ちていると感じることもありません。
ふきんとして決して安くはありませんが、生地が痩せてくるまで長い間使えるので、とても経済的だと思います。
どのサイズ、厚さを購入すればいいの?
「あっちこっちふきん」はラインナップも豊富で、初めて購入する場合に「どれを選べばいいのだろう?」と迷ってしまうかもしれません。
「あっちこっちふきん」の種類
- 厚手版…サイズ:33cmx50cm
- 厚手版ハーフ…サイズ:33cmx24cm
- Lサイズ薄手版…サイズ:33cmx50cm
- Mサイズ薄手版…サイズ:33cmx22cm
- ベビーサイズ…サイズ:19cmx19cm
- 食器・グラス拭き…サイズ:37cmx70cm
- ナノ…サイズ:33cmx50cm、繊維1本の断面積が髪の毛の約7,500分の1
- 制菌厚手版…サイズ:33cmx50cm、特殊加工で有害細菌の繁殖を抑える
- 制菌版…サイズ:33cmx50cm、特殊加工で有害細菌の繁殖を抑える
ふきん以外にもお風呂洗いスポンジやおそうじ手袋もあります。
性能、価格について不安がある場合には最も低価格(定価540円)のMサイズ薄手版を取り敢えず買ってみて試すのも一つの方法かもしれません。
我が家ではいつも厚手版(サイズ:33cmx50cm)を購入しています。
食器やグラス拭きなど、口を触れるものを拭くときには厚手版のピンク、台ぶきん用には厚手版の青というように、色で使用場所を区別しています。
生地が痩せてくると新品を購入し、それまで使っていたものをお風呂の拭き上げ、洗面台の掃除用などに使い、最後に窓拭き、フローリングの掃除など雑巾に使用しています。
サイズ、厚さ的にも、汎用性が高く最も使いやすいと思います。長方形なので、二つ折りにして使えば、厚手版という事もあり、面白いほど水を吸ってくれます。
まとめ
高価な「あっちこっちふきん」ですが、それを補って余りあるメリットがたくさんあります。
「あっちこっちふきん」を使うメリット”]
- 超極細繊維で吸水性がよく、水滴が表面に残らずさっぱり拭き取れること
- 耐久性がよく、長く使えること
- 繊維くずやホコリを残さず、拭き上げが綺麗なこと
「あっちこっち」とあるように、様々な場所で活躍してくれるこのふきん、我が家ではかれこれ三年近く使っています。毎日のそうじだからこそ、手間を掛けずに楽をして綺麗な状態をキープできるが理想ですよね。
使い勝手の良さに一度使うと毎日のお掃除に手放せない一品となることは間違いないと思います。
マイクロファイバーふきんの吸水性は、繊維の細さに左右されることを知っておくと、商品を選ぶ際に役立つと思います。
コメント